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コンクリートの躯体にタイルを貼るための平滑な下地をつくります。
今回はタイルDIYでよくあるブロック塀にタイルを貼ります。
躯体を清掃し、吸水性にムラがある場合は、 吸水調整剤などで処理を行っておきます。
下地用のモルタルを準備します。
※水を加えて練り混ぜたモルタルは、 1時間程度で使用するようにします。
躯体にコテを使ってモルタルを塗っていきます。
コテで押させるようにしながら、なるべく平滑な下地面作ります。
コーナー部や開口部周りの役物タイルは、 平部分を施工する為の基準として、先に貼付けを行います。 ※タイルの貼付け方法については、 次項step3にて詳しく解説致します。
コーナー部の役物を、施工図、水糸などを元に貼り付けていきます。
割付けの確認や、目地幅の調整など、 この時点で行っておきます。
くし目コテを使い4〜6mm程度の均一な厚みで、 貼付けモルタルを下地に塗り付けていきます。
【貼付けモルタルの混練りから施工終了までの目安】 60分以内で全て使用するようにして、塗り置き時間は夏期で30分、冬季で40分以内が目安となります。
広い範囲を貼付ける場合は、水糸を施工の基準として、取り付けます。
貼付けモルタルの上から、下地に押し付けるようにタイルを貼っていきます。 ※あらかじめ取り付けた水糸等に沿ってよく平らに貼り付けます。
タイル周辺からモルタルがはみ出すくらい、 入念に叩き押さえを行います。
1回で貼り付ける面積を2m2以内とし、 再び貼付けモルタルの塗布、 タイルの貼付け(必要があれば基準貼りから)と 作業を繰り返します。
貼付けが終了したら、再度目地幅の微調整を行います。
タイル貼りが終了した後、 モルタルの締まり具合を見計らって、 目地部分の掃除(均し)を行います。
目地材を水または混和液で練ります。
タイルを覆うようにしてゴムコテで目地を塗りこんでいきます。 ※タイル表面が粗面の場合は塗り目地は避け、一本目地で施工します。
目地の深さがタイルの厚の1/2以下になるよう目地を詰めていきます。
タイル表面に残った目地材をスポンジで丁寧に拭き取ります。
十分に乾燥させれば施工終了、完成です。
タイル選びの参考になるタイルの種類や製法などをご紹介しています。 タイルDIYが初めての方でも、目的に応じたタイルの選び方や貼り方がわかるようになります。